奥道後の温泉旅館に泊まりました

子育て

先日、松山市の奥道後にある温泉旅館に泊まってきました。

二日続けて松山市に用事があったので、車で一時間程度の距離ですが、往復するより負担が少ないかな、と考えて一泊する事にしました。

赤ちゃんと初めてのお泊り

泊まったのはこちらの旅館です。

【公式】奥道後 壱湯の守(旧ホテル奥道後)道後温泉から車で10分
道後温泉から車で10分、【奥道後壱湯の守(旧ホテル奥道後)】の公式ホームページです。「風情あふれる奥道後に随一の名湯・美人の湯あり」と名高い、天然温泉の源泉かけ流し。道後温泉からの無料送迎のサービスもございます。貸切り露天風呂・日帰り温泉、...

赤ちゃんと一緒に泊まれるベビ旅プランというのがあったので、そちらを予約しました。

赤ちゃんとお泊りするにあたって、準備物が色々必要でした。こういう時、よく気が付いてくれる妻の存在がありがたかったです。

自分への備忘録も兼ねて、お泊りに必要だった物を書き残しておきます。


■哺乳瓶×3、粉ミルク、水

 哺乳瓶の中に普段飲んでいる量を充填してラップしておいて、使った哺乳瓶は現地で消毒するようにしました。粉ミルクは缶ごと持って行きました。ポットで沸かしたミルクを冷やせるように赤ちゃんの純水も持って行きました。

■使い捨てスポンジ、ミルトン、ミルトン用の袋

 使った哺乳瓶を洗うためのスポンジは、洗剤も付いていて小さくちぎって使えるタイプでした。消毒用のミルトンを入れる袋は、袋なので畳めるのは良いですが、自立しないので少し扱いが難しかったかもしれません。私が使った後、ポタポタとこぼしてしまっていました。

■着替え、オムツ

 オムツも袋ごと多めに持って行きました。着替えは寝る時用の肌着と、写真を撮る用のお洋服を多めに持って行きました。

■保湿ローション

 いつもお風呂に入った後に塗っているものを持って行きました。

■お気に入りのおもちゃ

 最近はおもちゃを見て喜ぶようになってきたので、お気に入りのおもちゃも入れました。


書いてないものもあるかもしれません。思い出したら加筆しておこうと思います。

ホテルに到着

一日目の用事を済ませ、ホテルに到着しました。

ホテルに入る時、スタッフさんが銅鑼を鳴らして歓迎してくれました。

銅鑼

フロントに入った瞬間、お香のいい香りがしていました。さらにはウェルカムドリンクにオレンジジュースをいただきました。

妻がチェックインの手続きをしてくれている間、私は、良い所に来ちゃったなぁ〜と一人ワクワクしていました。

抱っこしていた娘は、午前中に泣き疲れたのか眠たそうでした。

リバービューの和洋室

部屋はすごく眺めの良い和洋室でした。

川に面した側に大きな窓があり、障子を開けると一面の緑が見えました。

窓の外

紅葉の季節だと山が色付いてもっと素敵かもしれません。

ベビーベッドやオムツ用ごみ箱が備え付けてあり、ありがたかったです。

ベビーベッドにはフカフカの布団が敷いてあったのですが、窒息が怖いので布団を外して代わりにバスタオルを敷くことにしました。

館内の探索に行きました

荷物を置き、妻と交代で館内の探索に行くことにしました。

1963年創業の「ホテル奥道後」が2014年にリニューアルオープンして「壱湯の守」になったそうです。

建物は古いですが、清掃が行き届いており清潔感がありました。当時の雰囲気が残っており、レトロな温泉宿という感じがしてすごく良かったです。

大きな窓

奥道後ホテルゆかりの品が展示してあったり、洋酒のコレクションが飾ってあったりしたので飽きませんでした。

時間帯によっては、ピアノの生演奏や色んなイベントがあるみたいでした。

部屋に戻って妻と交代し、娘とおしゃべりしながら(赤ちゃんなので何を言ってるのかは分からないですが)二人で部屋で過ごしました。

暮れていく窓からの景色も素敵なものでした。

妻は足湯に行ってきたそうです。その日の足湯は足を漬けていられないほど熱かったと言っていました。

夕食も交代で

夕食はビュッフェ形式でした。

これも妻と相談し、交代で行くことにしました。先に私が食べに行くことにしました。

思っていたよりたくさんの種類の料理があり、ステーキを焼いたりお寿司を握っているスタッフの方もいて、かなりテンションが上がりました。

これは妻にもゆっくり食べてもらいたい!と思い急いで食べたので写真はありません。

嘘です。私の盛り付けが下手だったので見せられる写真がありませんでした。

貝のカルパッチョやビーフシチューが美味しかったです。

大変だったお風呂

お風呂は家族風呂を予約していました。

この家族風呂もかなり良く、広い畳の休憩スペースと、大きな露天風呂がセットになっていました。露天風呂からの景色も素敵でした。

ベビーバスやベビーソープなどのアメニティも用意してくれていて助かりました。

ただ、娘がお風呂が嫌いなのかこの時ものすごく泣いてしまい、温泉どころではありませんでした。

さらにタオルにおしっこをしてしまい、てんやわんやになりました。

保湿ローションも部屋から持ってくるのを忘れていて、先に上がった妻に取りに行って貰いました。

その際、妻がおしっこタオルの事をスタッフさんに伝えたところ、そのまま置いといて大丈夫ですよとのことだったので安心しました。

慌ただしかったお風呂もなんとか終わらせ、部屋に戻ろうとエレベーターの前に行った時、左手の薬指に違和感を感じました。

結婚指輪がない。

血の気が引きました。

慌てて家族風呂の部屋に戻りました。申し訳ない事に、慌てすぎて土足禁止エリアに気付かずスリッパのまま上がってしまいました。

浴衣の裾を濡らしながら湯船の中や排水溝の中を探しましたが、一向に見つかりませんでした。

やってしまった…と思った矢先、冷静なスタッフさんがいとも簡単に見つけてくれました。

赤ちゃん用のお風呂マットの裏にあったようです。

教訓:まずは落ち着こう。

その日の夜

ミルクを飲んだら、赤ちゃんは寝る時間です。

この日からもう母乳は使わないと決めていたので、妻と缶ビールを一本ずつ開けました。

元々ビールが好きな妻にとっては、妊娠してから今までで、実に一年弱ぶりのお酒でした。とても美味しそうに飲むので、こちらも嬉しくなります。

それから色んな話をしました。

私がお風呂で指輪を無くしかけた時、「形あるものはいつか無くなるものだから」と慰めようと思っていたと言ってくれました。

それを聞いてなんだか安心しました。

もし逆の立場だったとしても、私もそう言うだろうと思いました。

ビュッフェで何を食べたかを二人で発表し合いました。デザートの種類はたくさんあったけど、同じような取り方をしていて似た者同士だなと思いました。

「でも、こうやって部屋で一緒に食べるプリングルスが一番美味しいね」

妻がそう言ってくれました。

また来ようと思いました。その時には三人一緒にビュッフェに行こう。そう思いました。

次の朝

朝は娘がなんだかご機嫌でニコニコしていました。よく眠れたのかもしれません。

朝食は一緒に行きました。朝食会場は簡易ベットも借りられて助かりました。

朝も豪華でオムレツやフレンチトーストを焼いてくれていました。

ホテルの朝食はいつもより食べ過ぎてしまいます。お腹いっぱいになるまで食べました。

その後部屋に戻り、しばらく娘と遊んだ後チェックアウトしました。

近いので今まで泊まる機会が無かった宿でしたが、泊まってみるとすごく良い所でした。

娘は覚えていないでしょうから、物心ついて温泉の良さが分かるようになったら、また泊まりに来たいと思いました。

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